Encounter with wound-3



コンテナの外、林の向こうで銃声が聞こえ、一同がコンテナから出てきた時だ。
長い黒髪を肩に落とし、息を切らして林の中から飛び出してきたのはナナシだった。

「ナナシさん林の中で何が…って、怪我!ナナシさんその怪我は!?」

「俺はいい!!俺はいいから、ニール坊や、モレノは!?」

「モレノさんなら、まだ中に…」

「連れて来なさいっ!」

いつもの冷静さはどこへ行ったのだろう。彼を知るロックオンは今にも倒れそうなナナシの肩を支え
て問いかける。

「ちょっ、ナナシさん…どうしたんですか、そんなに慌てて」

「刺されたんだ…」

震える声に思わず聞き返した。

「え?」

ナナシは叫ぶように言う。

「アリーに…アリーに“俺”が刺されたんだ…っ!!」

「「「!?」」」

ロックオンはナナシの顔を凝視する。何も違わない筈なのに何かが違う。

「まさか…貴方は‥‥」

パトリックがロックオンの隣にやって来て訊ねた。

「俺の世界の“ナナシさん”なのか?アンタの名前は、ナナシ・…」

「ナナシ・ヴァスティ。モレノとヴァスティに育てられた、アリーとは中学からの腐れ縁だ。でも、
 でもっ…もう一人のアリーが…っ!!」

ナナシの答えに今度は刹那が叫ぶ。

「俺たちの世界の奴が来た!?」

「じゃあ俺の知ってるナナシさんは…!!―――ナナシさんっ!!」

「っ、待てロックオン!!」

ハレルヤが止める間もなく、ロックオンは林の中に飛び込んでいった。

「くそっ…!刹那、ロックオンを追え!!アレルヤ、この世界のモレノの所へ案内しろ!」

パトリックがロックオンに代わってナナシを支え、刹那は指示通りに武器を携えて林の中へロックオ
ンを追う。
ハレルヤは大きく舌打ちをした。



  ◇



アリーは両手で倒れたナナシの腹部を押さえている。けれど流れ溢れる血は止まらない。

「早く…行け‥‥っ!」

「馬鹿喋んな!!くそ、血が止まらねぇ…!」

ざり、と砂の音がしてアリーが顔を上げるとサーシェスが二人のほうに向かって歩いてきていた。そ
の手には血が滴り落ちるナイフが握られている。

「あー…なんか気色悪ィな。自分と同じ顔した野郎がそんな格好でいんのはよ」

「なんでお前はナナシを殺そうとするんだ!?なんでもう一人の俺が…!!」

「あぁ、変な感じだったなぁ。俺とナナシがイチャイチャと…。弱気なナナシはそそられたがテメェ
 は…――虫酸がはしる…!!」

サーシェスがナイフを振り上げた。振り下ろす寸前で軌道を変え、ガキィン!と金属音を残して、倒
れたナナシが投じたナイフを弾く。

「コイツは…殺らせ、ない…!!」

震える腕でナイフの刃先をサーシェスに向けた。サーシェスは一度冷淡な瞳でそれを見下ろすと足を
振り上げナイフを蹴り飛ばし、そしてそのまま、

「っ、ぁぁあぁぁっっ…!!」

全体重をかけてナナシの右腕を踏みつける。ナナシはサーシェスの足を退けようと左手を伸ばしたが、
ばぎん、と嫌な音がした。

「あああ…っ!!」

「!やめろっ!!、ぐっ…!!」

踏みつけた足でアリーの顔面を蹴る。よろめくが、アリーは決してナナシから離れようとしなかった。
サーシェスを睨みつける浅黄色の双眸に、彼は興味を失ったようにため息を吐く。

「勝手にやってな。どうせ死ぬんだろ。俺と同じ顔のお前を殺して、ナナシがどういう反応をするか
 も見ものだが、狂ったナナシも一度見てみてぇからな」

サーシェスがそう言った時、ナナシは何かに気づいたようにアリーの手を払って突き飛ばした。

「行け…。誰も、此処に来させるな…!」

「はァ!?何を馬鹿なこと言ってんだ!!」

「此処に居とけよ。面白いもんが見られるぜ…?」

手近な岩に腰掛けたサーシェスが大振りなナイフを磨きながら言う。アリーはそれを一瞥し、傷口を
押さえつけながらナナシの顔を覗き込んだ。

「行かない。もうすぐナナシがモレノさんを呼んでくるから…それまで頑張るんだ…!!」

ナナシは焦点が合わなくなりそうな瞳でアリーを見上げ、浅く早い呼吸の下でゆるゆると首を振る。

「モレノが来ても、無駄だ…。せめて、俺の世界の…モレノが…来なければ…っ」

咳き込み、血を吐くナナシ。さっきよりも苦しそうだ。

「どういう意味だよ!?この世界は元の世界より技術が発達してる!こんな傷、すぐに塞げるって…!!」

「無理、だ…っ。傷の再生、問題…じゃな…。だから、早く…っ、此処から‥‥、!!」

その時、林の向こうから声が聞こえた。

「あれは‥‥!」

「ニール坊や、の…声‥‥」

「ナナシさんっ!!」

ざざっ、と草を踏み越えて現れたのは此処にいるナナシやサーシェスと同じ世界のロックオンで、そ
の後から刹那もやって来た。

「よォ、告死天使と庭師のガキ」

「テメェ!許さねぇぞ!!」

「おいおいもう少し待てよ。俺は今は何も手出しするつもりはない。それより面白いショーを見るた
 めにわざわざ此処で待ってたんだぜ?せっかくだから見させろよ」

「“面白いショー”…?」

銃口をサーシェスに向けたまま怪訝な顔をするロックオン。サーシェスはクイ、とナナシの方を顎で
示す。再度激しく咳き込み、血を吐き出すナナシにアリーが必死に呼びかけていた。

「ナナシ!!」

「っ、ナナシさん!!」

我に帰り、ロックオンと刹那は倒れたナナシに駆け寄る。焦点の揺らぐ瞳が二人を見、表情を歪めた。

「ナナシさんっ、しっかりして!!」

「ニール坊や…刹那君…。コンテナに、戻りなさい‥‥」

「そんなっ、なんで…!!」

「いいじゃねぇかナナシ。見せてやれよ、お前が壊れていく様を…クククッ‥‥!」

サーシェスは喉奥で笑っている。ナナシは一際苦しげに声を漏らした。

「駄目、だ…っ。戻り、なさ…――っ、く、…そっ…!!」

「ナナシさん!?」

「ナナシ!ナナシ…!!」

ナナシは血まみれの左手で顔を覆う。ロックオンとアリーが叫ぶ向こうでサーシェスが愉しげに口の
端を上げた。刹那はコンテナの方向を振り返って「まだか」と舌打ちをする。
ゆっくりとナナシの唇が動いた。



「――見る…な‥‥、」



血が涙のように流れ、

「ナナシさん?」

ロックオンが最後にそう言った時。
ナナシの身体がビクンと跳ね、ナナシは血にまみれた左手と骨が折れているはずの右手で激しく髪を
掻きむしった。

「ああああああっ!!アアア…ッ、ああアアあアああァッ…!!」

大きく目を見開き、断末魔の叫びを上げるナナシにサーシェス以外の全員が恐怖する。
まるで生きながらにして業火に焼かれるような―――実際、ナナシの感じる痛みは全身が内から沸騰
するようなもので、重傷である腹部の傷よりも全身を巡る血の熱にもがき苦しんだ。

「アアアああァッ!!ああああああ…っっ!!」

ロックオンは愕然と、豹変したナナシを見つめていた。

「な…に‥‥?なん、で」

「薬が足らなくなったんだよ」

ロックオンの呟きに答えたのはサーシェスだった。彼は嗜虐心に満ちた目で暴れ狂うナナシを見下ろ
している。

「コイツは人間をやめて薬で肉体を保つ身体になった。その薬が大量の失血で足らなくなったから肉
 体が維持できなくなって、身体ン中から壊れ始めてんだよ」

サーシェスは目を細めて笑う。

「いい眺めだよなァ。普段澄ましてる顔が苦痛に歪んで、おまけに悲鳴じみた声で叫んでやがる。
 …クク…ハハハハッ!!」

「どうすれば鎮められる!?薬って…!?」

問うたのはアリーだ。サーシェスは一転して不機嫌な表情で彼を見た。

「薬はクスリだ。麻薬でも覚醒剤でもなんでもいい。だが、そういう違法薬物をそうそう一般人が持っ
 てるわきゃぁねぇよな」

サーシェスの言葉に、アリーは暴れるナナシを押さえつけながら、懐から血だらけのステンレスのケー
スを取り出す。ナナシが注射器と一緒に薬を入れていたケースだ。
期待に手を震わせて蓋を開いた。
中にあったのは血に濡れてぐずぐずになり、使い物にならなくなってしまった粉状の薬物だった。
それでも血液製剤に混ぜれば使えないこともない。アリーはロックオンに大切にそのケースを持たせ
た。しかしそれ以上にできることはない。刹那がコンテナの方へ走って行ったが、間に合わない可能
性のほうが高い。

「アア…あああ…っ、ァッ…アアあアアアッ…っ!!」

ナナシの声は掠れ、暴れる体力もなくなってきた。
そんな時、サーシェスが口を開いた。


俺が助けてやろうか――?


反射的に顔を上げるアリーとロックオン。サーシェスは自らの懐から小袋を取り出し、二人に見せた。

「コイツは相当上質なクスリだ。直接飲ませてやれば回復するかもしれない」

「ソイツをくれ。金は払う!」

ロックオンが叫ぶ。しかしサーシェスは勿体ぶるように首を振った。

「金はいらねぇ。欲しいのはお前とナナシの躯、そこの男の命――」

ジャキ、と銃を構える音がする。ロックオンだ。殺気に満ちた声が通る。

「いくらだ。金は払う。だがそれ以外は渡さない。応じなければ殺して奪う」

サーシェスは口をつぐみ、やがて笑みを携えた。

「成長したじゃねぇか“ニール坊や”。俺が怖かったんじゃねぇのか?」

「ナナシさんがいれば怖くない。ハレルヤが助けに来てくれるって信じてる」

翡翠色の瞳は強い光を灯し、サーシェスを見据えていた。
サーシェスはやれやれと肩を竦める。

「狂っちまった人でなしを頼って、居もしないナイトを信じるお姫さんよ…――」

腰掛けていた岩から立ち上がり、血溜まりに足を踏み入れた。ナナシの躯を挟んでロックオンと向か
い合い、その銃口を掴む。

「――…威しは上手くなったが、後悔すんなよ?」

「っ…!?」

ロックオンの脆い強気を見抜き、堂々と振る舞うサーシェスにロックオンは身を強ばらせた。
サーシェスは不敵に笑い、手前に倒れたナナシに目を移すと強引に両手を組み敷く。ナナシの躯に跨
がり、小袋の片方を開いて己の口に含んだ。

「ァあアアッ、ああああ…ぁっ、っ!?」

強くナナシの顎を押さえ、舌を絡める。

「んん、ふ、ぅ…ん、んぅ‥‥っ」

ナナシの声が重なり合った唇の隙間から漏れた。ロックオンは初めて聞くナナシの色気を含んだ声に、
いけないものを見ている気がして目を逸らしたくなる。けれどサーシェスの好きにさせない為にそれ
は叶わない。
サーシェスはロックオンが動揺しているのを見て更に笑みを深くし、口づけも深くした。ナナシの喘
ぎ声は恍惚とし、あれほど暴れていた四肢は大人しくサーシェスに押さえつけられたままでいる。

「よォナナシ、聞こえてっか?」

サーシェスは唇を離し、両手も離してナナシに呼びかけた。とろんとした目でナナシはサーシェスを
見上げている。けれど目の前にいるのが彼だとはわかっていないようだ。
新しいクスリの小袋を開けながら囁く。

「まだ足らねぇだろ?どうすればいいか、わかるよな?」

ナナシの細い左腕がゆらりと動いた。覆い被さるサーシェスの頭を抱く。

「――…もっと‥‥――」

たった一言。だがしかしサーシェスにはそれで充分だ。ロックオンが銃口を下げ、愕然とした表情で
自分達から目を離せないでいる。それで充分だった。

「ぁ、ぅ…んん…はぁん…ん…」

「告死天使のガキ、なんでナナシの喘ぎ声が様になってるかわかるか?」

はじめはゆっくりと、それから小刻みに首を横に振るロックオン。
その時、ハレルヤがモレノを連れて現れた。ロックオンの手から血に濡れたクスリをモレノに渡し、
輸血用の血液製剤に混ぜるように指示する。
それより先に、ナナシにクスリを与えながら口づけを繰り返しつつ、更にサーシェスは懐から一本の
注射器を取り出した。

「お前をヤる側に都合のいいように育てたのはコイツだ。けどよ、経験のない奴がいくらお前に素質
 があったとしても、ああも上手く育てられるかよ」

「――…そ、れは‥‥」

注射器の針を装着し、露出させたナナシの腕に刺す。

「ぁっん‥‥」

ナナシの躯は弓なりに反り、サーシェスは首筋に唇を寄せながら告げた。

「コイツがガキの頃、庭師のガキよりも小せぇ頃、親父どもに性玩具にされてたからだろうが…!!」

「っ!?」

「なっ!?」

「ッ、」

ロックオンは言葉を無くし、アリーは衝撃的な事実の非現実さにパニックになる。ハレルヤは驚愕の
後、舌打ちした。モレノの表情は見えないけれど作業の手が一瞬止まり、その後再開される。
サーシェスは注射器の中身を全て注入すると、心地よい熱に浮かされた声で息を吐いたナナシを真っ
直ぐ見下ろした。

「ナナシ、俺がわかるか」

ナナシはぼんやりした表情でサーシェスを見上げている。しかしやがてその瞳の焦点が合い、ナナシ
は一瞬だけ正気に戻った。

「お前の過去、お前の“ニール坊や”にちゃんと話しといてやったからな」

瞳を大きく見開き、ロックオンのいる方を見ようとしたが、その前にサーシェスが乱暴に注射器を抜
く。

「ぁつっ…」

それから、まるでそれが合図だったかのように、体力の限界と失血量も普通の人間ならまず生きてい
られない量に達してナナシは唐突に意識を失った。

「モレノ、ナナシを!」

「あ、あぁ…!」

ナナシが気を失うのを認め、ハレルヤはサーシェスに斬りかかった。サーシェスはヒョイ、とハレル
ヤの攻撃を避け、ハレルヤはモレノをナナシの傍に寄らせる。
更に林の向こうから現れた刹那も加わり、サーシェスは飄々と両手を上げて降参を示した。

「おいおい、例え俺でも他世界に飛ばされてむやみやたらに人を殺したりはしねぇよ。そう殺気立つ
 なって」

「ナナシを殺そうとしたくせにか!」

そう言う刹那に意外そうに片眉をはね上げ、サーシェスは刹那を見る。

「へぇ、お前いつからナナシに懐いてたんだ?」

刹那が怯んだ間にハレルヤがサーシェスの間合いに踏み込んだ。。大振りのナイフでそれを受け止める。

「あっぶねぇな、ったく」

「正直言って、帰れる見通しがつくまでは休戦したい。けれど、気まぐれで殺られたらたまんねぇ」

ぎりぎりと競り合いながら会話する二人。
モレノは着々とナナシの応急処置を進めた。

「俺はどこの世界だろうが傭兵ができりゃ構わねぇ。人殺しさえできりゃぁな」

「そう言うと思ったぜ…!!」

ハレルヤは反動をつけてサーシェスから離れるように飛び退く。サーシェスが新たにハレルヤに攻撃
を仕掛けようとする寸前に銃声が鳴り響いた。

「っ、くそっ!?」

右足を撃ち抜かれ、サーシェスはロックオンを見る。だがロックオンは銃を握ってはいるものの発砲
した様子はない。

「これでよかったか、ハレルヤ」

その声がしたのは林の向こう。ハレルヤに言われ、サーシェスの動きを封じるためにわざと此処には
来ないで待機していたこの世界のロックオンだった。

「ちっ、パラレルワールドってのは厄介だな」

「そうだな。わかったら持ってる武器全部出せよ」

ハレルヤは刃を向けたまま、サーシェスはもう一度大きく舌打ちすると、膝をつき、ナイフを放り出す。

「そいつだけだ。銃はナナシにおじゃんにされた」

ヒラヒラと手を振るサーシェス。その時ちょうどモレノが医療鞄を閉じる。

「処置を完了した。この世界の私の所へナナシを運ぶから手を貸してくれ」

この世界のロックオンともう一つの世界の刹那がサーシェスを警戒したまま最後尾につき、ハレルヤ
がナナシを背負い、運ぶ。ロックオンはナナシのナイフを持ち、ハレルヤの棍を受け取った。
ふいにアリーが問う。

「ナナシ、は…?俺の世界の」

「コーラサワーがついてる。ちょっとしたパニックになってて、もう一人の自分―――つまりこのナ
 ナシが受けた傷で自分もダメージを受けちまったみたいだ。コンテナに着いたらすぐに行けよ」

「あぁ、わかってる」

アリーは切れた唇の端に触れ、頷いた。

「ナナシさん…――」

ロックオンはナナシのナイフを握りしめ、祈るように手を合わせている。

「大丈夫だロックオン。薬さえ足りてりゃあナナシは不死身だ。足りない分の薬は‥‥」

ハレルヤが言葉を切った時、上空に風が起こった。
白とオレンジのガンダム―――ガンダムキュリオスがコンテナから飛び立ったのだ。勿論パイロット
はこの世界のアレルヤ。

「ヴェーダとミススメラギの許可が出たんだな。ミッションをこなしつつ、その人の為に薬を調達す
 る。ハレルヤの提案だ」

この世界のロックオンがサーシェスに銃を向けたまま言う。

「ハレルヤ―――悪い…」

そう謝ったのは別世界のロックオン。ハレルヤは前を向いたまま「何が」と返した。

「俺、ナナシさんのことになると、混乱しちまって‥‥。俺は、リーダーだから…お前達をまとめな
 きゃいけないのに…」

「いつもは出来ている。気にするな」

「刹那の言う通りだ。おめぇは人間だろうが。不完全でかまやしない」

でも…、と食い下がるロックオンにハレルヤは殊更声を大きくして遮る。

「それに、だ。俺がなんのためにソレスタルビーイングに入ったと思ってんだ?俺が超兵だから、だ
 けじゃないぜ」

「ハレルヤ…――?」

「――…自分で考えな」

ハレルヤには恥ずかしくて、“ロックオンを助ける為”“ロックオンの傍にずっといる為”とは言え
なかった。きっとアレルヤが中にいたらくすくすと笑っていたことだろう。

「――…ありがとう、ハレルヤ」


そうして林を抜け、コンテナの一部にあるメディカルルームにナナシを運んだ。
ハレルヤとロックオンが付き添い、モレノはこの世界のモレノの手伝いに残る。
アリーはパトリックとイアンが付いているらしいナナシの所に急いだ。



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切れ切れになってたメール三通分を繋げたからいつもより長くなってると思います。
同じ人がたくさん出てくると書くの大変だよ…!(汗)
本編ロックオンよりFSロックオンのほうが精神的に弱いかもね。

しっかし、読みにくいなぁコレ…(苦笑)
2008/07/18

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