『青紫』解説・もとい背景


fellow shadowのアレハレロクです。



ハレルヤの中からいなくなったアレルヤ。ゆりかごの中で眠り続けている。
少し無理をして、3時間をオーバーしてゆりかごの外にいたためだ。
任務に苦戦するマイスター達の助太刀に来たのは自らの肉体を持ったアレルヤで。どんなに憎い敵
でも殺すことなどできないアレルヤは、それでも棍を振るう。
テロ組織は壊滅した。けれど無理をしたアレルヤの身体は普段以上の長い休息を必要とした。ハレ
ルヤの身体に精神を飛ばせないほどの深い眠りを。

ハレルヤはいつもより長い、一人だけの時間を過ごす。

『Face to I』

鏡に向かい合うけれど、そこに映るのはハレルヤの姿しかない。アレルヤの声は聞こえない。

アレルヤの眠るゆりかごの傍らでアレルヤの目覚めを待つ。
ロックオンはいつもより元気がなく、気づけば深く項垂れている。

スメラギに言われ、気分転換に――なるはずもないが――散歩に出かける。
厚く空を覆った雲は深い眠りのようで。

アレルヤがいない。孤独な時間。いつもは忘れているけれど、こんな時、アレルヤは一度死んだ人
間なのだと思い出させられる。
ハレルヤもロックオンも、お互いが一番じゃない訳じゃない。愛し合っていない訳じゃない。けれ
ど、アレルヤがいないのは何故か辛い。

アレルヤがいない。
暗い空と色彩の乏しい風景と冷たい空気は研究所にいた時を思い出す。
アレルヤが一度死んだあの日の時間を思い出す。



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解説っていうより背景でした(汗)実際はアレルヤはおねむなだけなんですけど大げさだなぁ(オイ
この替え歌はFSのネタ集を見ないとわからないと思います(^^; すいませんm(__)m


2008/03/05

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