THE BACK HORN『コバルトブルー』 この夜が明ける頃 俺達は影になる 紅の彼岸花 かの場所にも咲くだろう 闇の沈黙(しじま)に十六夜の月 石畳に罪が染み渡る 鐘声の音 せめて祈りを残して 変わらないこの世界 歪んでるこの世界 それなのに大勢が 気づかずに笑ってる 知らないのならそのままでいい 巻き込みたくは ないのだから ただひたすらに怒り憎しみ 堪えて 今 俺達は時の中で砕け散り一つになる 辿り着く場所も知らぬまま燃え尽きる この夜が明けるまで口づけと抱擁を 俺達がいた事を死んだって忘れない 「無謀すぎるぜ やめちまおうか」 今更誰も口にはせずに あどけないまま眠る横顔 震える胸 愛しさも落ちた涙もこの空に溶ければいい 誰も皆コバルトブルーの風の中 さあ笑え 笑え ほら涙消える 今 俺達は時の中で砕け散り一つになる 醜さも罪も認めもう一度始まってく 俺達は… 俺達は時の中 --------------------------------------------------- なんとなくイメージがヴァイスにかぶってくると思って いるのは私だけ…? 2008/11/17 |