初めて心に触れた日〜番外編〜




スナイパー・ウルフは何か指示があるかとやって来たブリーフィングルームで大変なものを目撃して
しまった。
同僚のサイコ・マンティスが、同じく同僚のバルカン・レイヴンにキスをしていたのだ。



それから暫くしてマンティスは眠りにつき、ウルフは恐る恐るレイヴンに声を掛けた。



「――何してるの、貴方たち…」

「あぁ、マンティスが疲れていたようなので、次の指示がきたら起こしてやるからと寝かせてやって
いるんだ」

「わざわざ膝枕して?」

「座ったまま寝るよりは楽だろう。少なくともコイツは俺たちのように座って寝るより横になって寝
るほうが慣れている筈だからな」

「‥‥‥‥‥アンタ、マンティスが好きなの…?」

「嫌いになる理由があるか?」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

ウルフはもう何も言うまいと誓い、

「――…お幸せに」

クルリと踵を返して部屋を後にした。


残されたレイヴンは再び首を傾げた。


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鴉が超天然!!(笑)
狼、巻き込んでごめんなさい(汗)
蟷螂はそんなふたりのやりとりなんか知らずにスヤスヤと鴉の膝枕でお休み中。
なんというカオス!!!!(今更)
蟷螂は起きてから膝枕にびっくりすればいいよ(^^)


2008/6/28

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