ガンダムマイスター・エースは誰だ!?〜UNO闘争編〜



テ「なぜいきなりウノなどしなければならないんだ?」

ロ「えーっと。いきなりだが、王留美からクリスマスプレゼントが贈られることになった」

セ「中身は?」

ア「直球だね、刹那…」(苦笑)

ロ「その中身なんだが、勝者に合わせて用意するそうだ。勝者の搭乗しているガンダム
の新装備のカスタマイズ。それが賞品!つまり、このウノ大会はクリスマスプレゼント争奪戦って訳だ☆」

テ「なるほど。それはやりがいがあるな」

セ「やられるわけにはいかない」

ロ「俺も新しい装備欲しいなぁ♪」

ハロ「ホシイ!ホシイ!」

ア「僕は…別に今のままでも
ハ「(いいわけねぇだろ!やれ!アレルヤ!!)」
ア「‥‥‥‥‥頑張ろうかな」

ロ「よーしじゃあ配るぞー」

ロックオン、カードを七枚ずつそれぞれに配る。

ア「うわっ!」

ロ「どうした?アレルヤ」

ア「ううん…なんでもないです‥‥」(泣)

ロ・テ・セ
「「「(数字しかなかったな…)」」」

テ「それで?誰から始める?」

ア「ジャンケンで決める?みんなわかるよね?」

テ「わからない」

ア「えっ!?えっと…これがグーでこれがパーで…――」

テ「冗談だ。知っているに決まっているだろう」

ア「‥‥‥‥‥」
ハ「(ばーか)」
ア「…そういうシンプルな言葉に余計に傷つくよ…」(涙)

ロ「な、なんかアレルヤがゲーム始める前から負けモードだけど…。始めるぞ。
さーいしょーはグー…」

全員『ジャンケン、ポンッ!』

ジャンケンの結果
セツナ→ティエリア→ロックオン→アレルヤ

ア「刹那からだね」

テ「お手柔らかに…とは言わないぞ。真剣勝負だ」

ア「(…ウノで真剣勝負って…)」(汗)

セ「スキップ」

ティエリア、スキップで抜かされる。

ロ「アハハ!いきなりだなティエリア!!」

セ「更にスキップ」

ロ「へ!?」

ア「僕まで抜かされた…」

テ「いきなり1ターンをスキップで飛ばしてどう出る…

セ「スキップしてもっかいスキップ、スキップスキップ…」

ロ「どんだけスキップ持ってんだよ!!!!てゆーか…

セ「ウノ」

ロ「いきなりウノじゃねぇか!!!!」

ア「反撃の余地すら残されてなかったね…」(涙)

テ「どうした。何故ラスト一枚を出さない?」

セ「‥‥‥‥‥色がない」

テ・ロ「「考えて出せぇぇぇっ!!」」

セ「順番変え‥‥

テ「後から出したカードの順番を変えるのはナシだ」

セ「チッ…」

テ「俺の番だな。ドロー2×6。ウノ」

ロ「一斉射撃かよ!!!?俺まだ一回も出してねぇんだぞ!!??」

テ「問答無用」

ロ「くそ…しかも一枚もドロー2持ってないときた…。えっと何枚だ?」

テ「12枚だ」

ロ「(涙)」

ア「‥‥大丈夫?ロックオン」

ロ「なんとかな…」(泣)

ロックオン、手持ちカード19枚。ダブった同じ数のカードを5枚出し、アレルヤの番。

ロ「取り敢えずお前は刹那を止めろよ」

ア「うーん、そんなこと言われても‥‥」

黄色の4×2

テ・ロ「「(超無害!!!!)」」

セツナ、しぶしぶカードを一枚引く。

テ・ロ「「ないのかよ!!!!」」

セツナ:残り3枚
ティエリヤ:残り1枚
ロックオン:残り15枚
アレルヤ:残り5枚

テ「俺も一枚引かせてもらう」

ロ「お、じゃあ俺の番だな。さっきはアレルヤが一枚も出してないからスルーしたけど

ア「えっ!?あ、ごめんよロックオン、気をつかわせた?」

ロ「や、いや、あの、真面目に言われると恥ずかしいんだが‥‥」

テ「で?何がしたいんだ?」

ロ「あ、あぁ…それでは気を取り直して‥‥」

リバース×5

セ「逆まわりだな。ティエリア」

テ「わかってる。‥‥これでどうだ?」

一枚引いて、そのまま出す。
赤の9

セ「出せる」

パサっ‥‥

ア「セツナ、それ、9じゃなくて6‥‥」

セ「‥‥‥‥ハメられた」

テ「お前が勝手に間違えたんだろ!!」

カードを手元に戻し、山札から一枚取る。

セ「アレルヤの番だ」

ア「はい、じゃあコレで」

赤の5

セ・テ「「普通だな」」

ロ「今の俺にはその普通さが何よりも救いだよ!!」(泣)

ハロ「タスカル!タスカル!」

テ「アレルヤ・ハプティズム。敵に情けをかける気か?」

ア「情けなんて…。一応僕も考えて出してるんだよ」

ロ「とにかく!ティエリヤ!!さっきのお返し、させてもらうからな!!」

テ「何をしてみせる?」

ロ「ドロー2×4!!」

テ「他愛ない。ドロー4」

ロ「なにっ!!??すまん刹那!お前まで行くとは思わな

セ「これは出していいんだな」

セツナ、ドロー4

ロ「出していいけど、なんでさっき出さなかったんだよ!!」

セ「戦略だ」

ロ「一番初めにポカしといて言えた台詞か!!」

テ「アレルヤ。ドロー2×4プラス、ドロー4×2で16枚だ」

ア「う、うん…」

ロ「すまんアレルヤ…。コレは予想してなか

ア「ドロー4」

ロ・テ・セ
「「「予想外だーー!!!!」」」

ア「ごめんね」

ハロ「ダイダゲキ!ダイダゲキ!」

ロ「ちょっ、アレルヤさん??特殊カードは持ってなかったんじゃ‥‥」

ア「ドロー2とかドロー4って攻撃的なカードだから嫌いで…」

テ「なんて紛らわしい」

セ「ロックオン。20枚だ」

ロ「(泣)‥‥‥ハロ、持つの手伝ってくれ」

ハロ「マカサレテ!マカサレテ!」

にょき

ア「何色でもいいよ」

ロ「じゃあコレで」

ロックオン、再びリバース大量放出。

ロ「また逆まわり」

ア「あー‥‥」

セ「どうした?早くしろ」

ア「うー…ん‥‥ごめんね?」

再びドロー4

セ「‥‥‥‥‥貴様何者だ?」

山札から4枚引く。

セ「あ、ドロー2」

セツナ、ドロー2を一枚出す。

テ「ウノだからな。あるわけがない」

山札から2枚引く。

テ「いいぞロックオン」

ロ「あーもう駄目だ。ホラよアレルヤ」

黄色と緑の8×3。
緑が上。

ア「あ、やったー」

ロ「は!!??」

セ「!!!?」

テ「なんだと…?」

アレルヤ、緑の6を二枚出して上がり。

ア「緑の6、残しておいてよかった。単に手放したくなかっただけなんだけどv」

ロ「え…アレルヤ、それどういう
セ「くそ…クリスマスプレゼントが‥‥!」

テ「まさか君に負けるとは思わなかったよ…!」

セ「とはいえ、ここまで来て終わりにするわけにはいかない」

テ「それはこっちの台詞だ。続けるぞ」

ア「あ、じゃあ僕は出した札をきっておくね」

ロ「俺‥‥なんのために参加してんだろ…」

ハロ&アレルヤ
「「どんまい」」(笑)



結局、
アレルヤ→ティエリア→ロックオン→セツナでした。



















ロ「あ、あのさアレルヤ」

ア「?どうしたの?」

ロ「さっきのアレ、どういう意味だか訊いてもいいか…?」

ア「さっきの…?」

ロ「ウノであがった時、お前、緑の6であがって、それで‥‥」

ア「あぁ!あれか…」

ロ「あれってどういう‥‥」

ア「あ、あれは‥‥」

スッ(ロックオンの腰を抱く)

ア「言わなきゃわからない?」

ロ「や、あの、その…アレルヤ?」

ハ「実践するならこういうことだな」

ベルトを外してロックオンの手を縛るハレルヤ。

ハ「離さないぜ、ロックオン」

ロ「!!!!ハレル、っ‥‥!!」





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はい。めりーくりすまーす(爆)

ロックオンの手持ち札の枚数が一部間違ってますが、どっちにしろ負けてるので気にしないでください。

2007/12/20

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